【青春18きっぷ・群馬編】謎の巨大寺院?台湾発のお寺で絶景と台湾グルメを楽しむ

渋川の巨大寺院・法水寺 お得なきっぷ旅

渋川の巨大仏教寺院「佛光山法水寺」へ

「日本一のモグラ駅」である土合駅を散策し、ぎょうざの満洲の運営する老神温泉「東明館」に宿泊し、そして向かった先は渋川駅。18きっぷ群馬旅の最終回は、渋川にある巨大仏教寺院「佛光山法水寺」へ。

【沼田→渋川 420円】
09:58発 沼田 JR上越線・新前橋行 420円
10:19着 渋川 

渋川の巨大寺院・法水寺
「佛光山法水寺」からの眺め。空気の澄んだ晴れた冬の日は絶景だ。

そう、お目当ては2018年に出現した巨大な仏教寺院「佛光山法水寺」だ。
このお寺の存在を知ったのは、昨年、伊香保温泉に向かうバスに乗っていた時のこと。法水寺のバス停で止まった時に、車窓の向こうに巨大な寺院風の建築物がそびえているのが見え、「ここはいったい何なんだ!そもそも、伊香保温泉に行く途中にこんなお寺があったっけ!?」と、法水寺の存在を初めて認識したのだった。
存在を知らなかったのもそのはずで、渋川駅から伊香保温泉に向かう路線バスのすべてが「佛光山法水寺」を経由するわけではなく、経由するバスは日中のわずか3本しかない(2023年1月現在)。私はたまたま法水寺経由のバスに乗り、その存在を知ったのだった。

というわけで、法水寺にバスで行くには、時刻表で経由するバスの時刻を調べておかないといけない。
それから、伊香保線フリー乗車券 800円を事前にバス車内で購入しておけば、お寺に行って帰って来るだけでも全然お得だし、伊香保温泉まで足を延ばしたり、途中の原美術館やグリーン牧場の観光を加える場合にも便利でお得だ。このフリー乗車券は、セコ旅視点では外せない。

【渋川→法水寺 片道580円 → 伊香保線フリー乗車券 800円】
10:55発 渋川駅 関越バス渋川伊香保温泉線
11:16着 佛光山法水寺

佛光山法水寺は絶景ポイントだった

バス停で下りると、238段の階段が出迎えてくれる。
その階段の先の高台には、山門と本堂が建ち、階段を上りきれば絶景が待っている。あまりに眺めが良いので何枚も写真を撮ってはみたものの、後で見てみたら、同じような写真ばかりなのだった。

  • 渋川の巨大寺院・法水寺
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佛光山法水寺は、台湾の高雄を本拠地とする臨済宗の一派。台湾五座山(京都五山みたいなものかな?)という主要な仏教宗派のひとつなのだそうだ。
こんな辺鄙な場所に巨大寺院!?と思うと、ちょっと怪しいと思ってしまうかもしれないけれど、お寺の中をぶらぶらしていても誰に話しかけられるわけでもないし、まあ、雰囲気は普通のお寺だ。空は遮るものがないし、建物の中もいちいち大きいので、ゆったりとした空気が漂っている。

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佛光山法水寺の台湾グルメでちょっと台湾気分

法水寺には「滴水坊」というベジカフェが併設されていて、タピオカミルクティー、ルーロー飯、豆花…などなど、台湾風のグルメが用意されていて、食事や軽食やドリンクを楽しむことができる。
この日は「ベジそぼろ丼」を食べたが、けっこうしかっりとルーロー飯の風味で、口の中に台湾風味が広がるのだった。

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絶景を前にして似たような写真を何枚も撮り、しっかりと昼食も食べ、約1時間の滞在を終えて法水寺を後にして、伊香保温泉方面へと向かったのだった。

渋川の巨大寺院・法水寺

時間もまだ早かったので、伊香保温泉から渋川駅への途中、原美術館 ARCで美術展を観覧後、渋川を後にした。これで1泊2日の青春18きっぷでの群馬の旅を終えたのだった。

  • 原美術館アーク
  • 原美術館アーク
  • 原美術館アーク
  • 原美術館アーク
  • 原美術館アーク
  • 原美術館アーク

【渋川→新宿 2,310円】
15:31発 渋川 JR吾妻線・高崎行 2,310円
15:57着 高崎
16:11発 高崎 JR湘南新宿ライン快速・小田原行
17:59着 新宿

【今回の旅の交通費】
JR 2,730円 (青春18きっぷ×1回分)
関越バス 伊香保線フリー乗車券 800円

(※本記事は2023年1月時点の情報になります)

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