【青春18きっぷ・山梨編】工場跡のアートスペース GASBON METABOLISM へ

お得なきっぷ旅
GASBON METABOLISM

新宿から韮崎へ

今回の青春18きっぷの日帰り旅は、山梨方面に足をのばしてのアート旅。目指すのは、山梨県北杜市にあるアートスペース「GASBON METABOLISM(ガスボン メタボリズム)」。工場跡地をそのまま活用して、アーティストが滞在制作を行ったり、作品の保管・展示を行ったり、多目的に活用されている。

旅の起点は新宿駅。まずはJRを乗り継いで韮崎駅へ、そして駅前からGASBON METABOLISMの最寄りまで路線バスが走っているが、本数が少なく、まあ、不便だ。不便だが、ここはセコ旅のこだわりがあるので、もちろん公共の交通機関一択だ。

【新宿→韮崎 2,640円】
08:54発 新宿 JR中央線快速・高尾行 2,640円
09:56着 高尾 
09:57発 高尾 JR中央本線・甲府行
11:41着 甲府
11:58発 甲府 JR中央本線・松本行
12:11着 韮崎

韮崎駅前から山梨交通バスの浅尾・仁田平線に乗車。韮崎駅前12時30分発に乗って約20分、「浄居寺」というバス停で降りれば、目的地のGASBON METABOLISMだ。
何せ本数が少ないので、電車遅延等でバスの乗車に間に合わなかったら、この旅はジ・エンドと言っても過言ではない。

「Velbon」が「GASBON」へ

さて、GASBON METABOLISMに到着した。まわりは畑に囲まれた、ものすごくのどかな風景だ。風をさえぎるものが何もないので、風の冷たさが身に沁みる。
この場所は、元々は三脚などを製造していた「Velbon」というメーカーの工場だった。写真やカメラが好きな人なら「Velbon」の三脚を知っている…かもしれない。かくいう私も、かつては「Velbon」の三脚を持っていた。ベルボンがガスボンになったのは、まあ、たまたまだろう。

受け付けでQRコードを読み込んで、入場者登録を済ませる。見学は無料。
というわけで、ここからはしばらく、ひたすら訪問時の展示風景の写真をアップすることにする。

オーガミノリの「無題」のシリーズ。販売も行っていた。

YOSHIROTTENの作品。

アーティストが滞在して制作を行うので、こうした制作スペースも垣間見ることができる。

カタログなどの販売スペースも併設されている。

「万珍包」で餃子定食

GASBON METABOLISMの隣接する敷地には、クラフトビール醸造所と食堂を兼ねたMANGOSTEEN HOKUTOがあるので、ランチはここで食べることができる。

「万珍包」の餃子定食は、変わり餃子とも言うべきか、なかなか個性的な食感と味。地元産の鹿肉を使った餃子もある。たしか、スープも鹿肉から出汁を取ったと言っていたかな。かなりさっぱりした味だった。鹿肉はさっぱりしているのかもしれない。

韮崎駅に戻るバスは16時17分。3時間ほども滞在していたわけだが、実際のところ、3時間もあるとなかなかに時間を持て余してしまった。本数の少ない公共交通機関の宿命だ。
韮崎駅では30分ほど時間をつぶし、17時10分発の上り電車に乗り込む。高尾での1回の乗り換えで新宿まで戻ることができる。
往復5280円。18きっぷの1回分の旅としては十分に元が取れて、まずまずなセコ旅だったのではなかろうか。

【韮崎→新宿 2,640円】
17:10発 韮崎 JR中央本線・高尾行 2,640円
19:10着 高尾 
19:11発 高尾 JR中央線中央特快・東京行
19:55着 新宿

来た時には気が付かなかったが、韮崎駅の西側には巨大な「平和観音」が立っていた。

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