この冬の「青春18きっぷ」の群馬の旅。前回は「日本一のモグラ駅」の土合駅を訪問し、今回は前々から一度は泊まってみたいと思っていた老神温泉の温泉旅館「東明館」の宿泊記。ここは「ぎょうざの満洲」という餃子屋さんが経営している温泉旅館なのである。
そんな感じで、観光名所をめぐるわけでもない、高級温泉旅館を紹介するわけでもない群馬の旅の2回目。
老神温泉へは沼田駅からバスで
沼田駅で降り、駅前のバスロータリーから老神温泉行きの路線バス「上毛高原駅・沼田駅~鎌田・尾瀬戸倉・スノーパーク尾瀬戸倉線」に乗るわけだが、12月中旬からは冬季ダイヤで老神温泉には立ち寄らないということを知ったのが、この2日前。慌てて宿の方に電話を掛けたところ、最寄りの「下街道」というバス停まで送り迎えしてくれるということで、ひと安心となったのだった。
沼田駅前から「下街道」までは、おおよそ40分。バスの本数は少ないので、電車との乗り継ぎが上手くいかないと、待ちぼうけとなる。
関越交通バスの沼田~老神温泉間のバスはこちらのページ。

「東明館」はきれいで快適な宿だった
そしてついにやって来たんだぜ「東明館」。ぎょうざのチェーン店「きょうざの満州」が運営する温泉旅館だ。もちろん「きょうざの満州」が併設され、ラーメンや餃子を食べることができる。食堂もあり、日帰り温泉もありで、一般のお客さんも出入りをしている。
靴を下駄箱に入れてチェックインを済ます。ロビーは明るくて広くて、とてもきれいでイイ感じ。
部屋もとてもきれい。トイレは共同となるが、室内に洗面所や冷蔵庫は付いている。歯ブラシやタオル類など最低限なものは揃っているので不便はない。
窓を開けると、眼下には片品川が流れが見えた。川沿い側の部屋であれば、眺望も良い。
浴衣ではなく、ぎょうざの満洲オリジナルの部屋着が用意されている。
背中には「3割うまい‼」の言葉とともに、キャラクターの女の子のロゴ入りだ。この娘の名前が分からないので、とりあえず「満洲ちゃん」と呼ぶことにしよう。
この「満洲ちゃん」のロゴ入り部屋着を着れば、すっかりもう、自分もぎょうざの満洲の一員となったような気分だ。

そして、夕食はもちろん、館内のぎょうざの満洲だ。
炒飯、焼き餃子、レモンサワー…。これで1500円くらいだったかな。リーズナブルな安心価格だ。
そして、朝食付きプランだと、こんな具合の朝食をいただける。
ご飯、汁物、飲み物はセルフサービスで。

そうそう、肝心の温泉はといえば、ほんのりと硫黄の香りがする、源泉かけ流しのお湯。
夜に入浴した時と、朝風呂の時で、ちょっと湯の色が違って見えるのが何とも不思議だった。夜はかすかに乳白色、朝はうっすらと緑がかっていた(と思ったら、東明館のホームページにもそのような記述があった)。

東明館は、365日同じ値段!というのが売りで、朝食付きでもリーズナブルな価格設定が魅力的だったのだが、昨今の世の中の価格高騰の影響で、2023年3月からは値上げとなってしまう。
素泊まり 5,900円→6,500円へ、朝食付き 6,700円→7,500円へ。予約は月ごとに2ヶ月前の1日からネットまたは電話で受け付けているのだが、週末はすぐに埋まってしまうのでなかなか取りにくい。
また、沼田駅からの路線バス代が「下街道」まで往復2,400円(2023年1月現在)と考えると、宿代と合わせて1万円。自家用車で周辺観光ついでに宿泊に来る人ならまだしも、セコ旅視点で見ると、公共交通機関で来る人にとっては、そんなにコストパフォーマンスが高くもないのかなあ…と思う。
さて、老神温泉をあとにして、次なる目的地、渋川に屹立する謎の巨大寺院を訪れることにする。
(※本記事は2023年1月時点の情報になります)









