【お得なきっぷ】「鉄道開業150年記念JR東日本パス」で青森の美術館と温泉をめぐる旅(後編)

黒石温泉 お得なきっぷ旅
共同湯「鶴の名湯 温湯温泉」。

2日目は弘前へ

2日目。朝食後にゆっくり朝風呂に入り、9時過ぎに東北温泉をチェックアウト。
弘前れんが倉庫美術館を目指してGO!…と言ってみたものの、年が年なので、実際はそんなにテンションが高いわけではない。

青森-乙供駅

青森駅までは青い森鉄道で、青森からJRに乗り継いで弘前駅まで約2時間。青い森鉄道も「JR東日本パス」で乗車可能だったので、フル活用させていただく。やったー。

【乙供→弘前】
09:32発 乙供
 青い森鉄道・青森行
10:31着 青森
10:39発 青森
 JR奥羽本線・秋田行
11:24着 弘前
乗車券:2,040円 → JR東日本パス

弘前駅から「弘前れんが倉庫美術館」へ

弘前駅から弘前れんが倉庫美術館へは、駅前のバスロータリーから出ている循環バスが便利だ。1回の乗車で100円。弘前城なども回ってみたい場合は、駅1階の観光案内所のレンタサイクルも良いかもしれない。
ロータリーの1番乗り場と2番乗り場の間に循環バス乗り場があり、10分おきくらいにやって来るので、それほど待たなくても大丈夫だ。

弘前駅
駅前ロータリーの1番と2番の間に循環バス乗り場があるので、バスがやってきたら乗車。

10分ほどバスに揺られて、「蓬莱橋」というバス停で下車する。川沿いには目立つように弘前れんが倉庫美術館への案内が出ているので、それに従って歩いていく。

青森-レンガ倉庫美術館
蓬莱橋バス停を下りてすぐ、川沿いを歩いていけば弘前れんが倉庫美術館への近道。

そして、レトロな外観の弘南鉄道・中央弘前駅が見えてくる。これまた目立つように美術館への案内が出ている。
駅のホーム沿いを自由通路として開放しているので、駅舎内に入っていく。駅舎内もまた、レトロな雰囲気でなかなか萌える。なんやかんやと貼り紙が掲示してあって、その紙の情報量の多さにめまいがしそうになるが、それもまた萌えポイントだ。やっぱり情報の基本は紙だよな。

  • 青森-レンガ倉庫美術館
  • 青森-レンガ倉庫美術館
  • 青森-レンガ倉庫美術館

「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」展を開催中でした

自由通路を抜けると、美術館前の芝生広場の端っこの方に出る。

  • 青森-レンガ倉庫美術館
  • 青森-レンガ倉庫美術館

訪問時は「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」展を開催中だった。
2000年代にこの場所で行われた3回の奈良美智展を振り返る、ドキュメント展だ。2020年に「弘前れんが倉庫美術館」としてオープンしたわけだが、3度の奈良美智展は美術館を生み出すための大きな力を集めたといえるだろう。

  • もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?
  • もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?
  • もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?
  • もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?
  • もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?
  • もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?

弘南鉄道で黒石温泉へ

美術館の観覧を終えて、時間があったので弘前駅まではぶらぶらと歩いて戻ってきた。弘前からは弘南鉄道弘南線に乗って、終点の黒石まで向かう。車窓は、稲刈りをとっくに終えた田園風景が続く。のどかな風景だ。

【弘前→黒石】
14:50発 弘前
 弘南鉄道弘南線・黒石行
15:26着 黒石
運賃:470円

  • 弘南鉄道
  • 弘南鉄道 黒石駅
  • 弘南鉄道 黒石駅

黒石駅に着いてから、黒石温泉郷行きのバスが来るまで時間があったので、駅から10分ほど足を延ばして、古い町並みが残る「中町こみせ通り」をぶらぶらとした。ここでは8月のお盆の時期に「黒石よされ」という流し踊りが行われる。

  • 黒石こみせ通り
  • 黒石こみせ通り

黒石駅からのバスは数名の客を乗せて、山間の方へと向かっていく。黒石温泉郷は「下温湯」というバス停で下車する。古い湯治場の雰囲気を残す、とても小さな温泉街だ。

【黒石駅前→下温湯(黒石温泉郷)】
16:15発 黒石駅前
 弘南バス 黒石~温川線
16:35頃 下温湯
運賃:570円

黒石温泉「山賊館」の料理に大満足

この日の宿泊は「山賊館」。「山賊」という言葉の響きから、いったいどんな恐ろしいところなのだろうという想像をしていたのだったが、外観も部屋もとてもきれいな温泉旅館だった。
お湯はちょっと熱めで、ほんのりと独特の匂いがする。天然温泉のかけ流しというだけあって、お湯の濃さを感じた。

  • 黒石温泉「山賊館」
  • 黒石温泉「山賊館」
  • 黒石温泉「山賊館」
  • 黒石温泉「山賊館」

そして、楽しみにしていた宿の夕食だ。
期待通りというか、味も量も満足だし、何より見た目がきれい。これで1泊1万円以下なのだから、コストパフォーマンスは高い(この時は全国旅行支援割引きが適用されて5千円台だった…)。

  • 黒石温泉「山賊館」
  • 黒石温泉「山賊館」
  • 黒石温泉「山賊館」

翌朝は朝風呂に入ってから朝食を取り、9時にチェックアウト。
ここの温泉街は「客舎」と呼ばれる簡易宿があり、昔ながらの湯治場の雰囲気を残している。

  • 黒石温泉
  • 黒石温泉
  • 黒石温泉
  • 黒石温泉
  • 黒石温泉
  • 黒石駅

そして、バスはほぼ定刻通りにやって来て、温泉街を後にして黒石駅へと向かった。

【下温湯→黒石駅前
09:10発 下温湯
 弘南バス 黒石~温川線
09:32頃 黒石駅前
運賃:570円

青森で「のっけ丼」を食べて帰京へ

黒石から弘前を経由して、青森までは特急を使った。指定席は満席で、自由席も座れるかどうか…という感じだったが、青森駅で多くの人が降りたので、入れ替わりで座ることができた。なかなかの混雑具合に、ようやく観光地にも人が戻ってきたことを実感する。

【黒石→青森】
09:40発 黒石
 弘南鉄道弘南線・弘前行
10:14着 弘前
乗車券:470円

10:44発 弘前
 JR特急つがる1号・青森行
11:19着 青森
乗車券:680円 特急券(自由):520円 → JR東日本パス

青森駅までやって来たのは、昼食に「青森魚菜センター」で「のっけ丼」を食べるため。
混雑を避けるため、12時よりも前に早めにやって来たが、チケット売り場はすでに行列ができていた。なかなかの盛況っぷりだった。
2021年の12月に来た時は、お客さんの数も少なく場内も閑散としていて、みんなして元気がない雰囲気だった。しかしこの日は、多くの人が訪れて市場も活気があり、お店の人の声も3割増しくらいで張りがあるように感じられた。

  • 青森-のっけ丼
  • 青森-のっけ丼
  • 青森-のっけ丼

「のっけ丼」のシステムは、まずレジで1000円、2000円といったチケットを購入する。多くの人は2000円の10枚綴りチケットを買うようだ。
まずはチケット1枚を使ってご飯を盛ってもらい、あとは自由に「ネタ」を乗せていく。多くは、1~2枚で「ネタ」1品という具合だ。1枚ずつ使えば、多くの種類を乗せることができるというわけだ。
食べ終わってセンターを出る頃になると、さらにチケットを買う行列は伸びていた。

  • 青森-のっけ丼
  • 青森-のっけ丼

そして、青森駅で慌ただしくおみやげを買ってから、新青森へ移動し、東京へ。

【青森→東京】
12:14発 青森
 JR奥羽本線・弘前行
12:19着 新青森
12:39発 新青森
 JR新幹線はやぶさ24号・東京行
16:04着 東京
乗車券10,340円 指定席:7,330円 → JR東日本パス

ということで、期間限定の「鉄道開業150年記念JR東日本パス」を使って2泊3日の青森旅を終えたわけだが、「JR東日本パス」の範囲内で掛かった交通費38,410円を22,150円で済ませたことで、かなり満足度が高いものになった。利用期間がもう数週間でも長ければ、もう1回くらい使いたかった。
かつては「三連休東日本・函館パス」といった企画きっぷがあったものだが、新型コロナ感染拡大で観光需要や会社収益が上向かない中、2020年度で姿を消してしまった。とても残念。
みんながまた笑顔で旅行をできるような日が戻ってきたら、こうした企画きっぷの復活も望みたいものです!

※本記事の情報は 2022年10月時点の情報となります。

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